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皆さまのご厚志のおかげで朱里ちゃんは昨年6月に元気な姿で帰国いたしました。
尊い命を提供してくださったドナーとそのご家族の方々に謹んでご冥福をお祈り申し上げるとともに深く感謝いたします。
そして、朱里ちゃんの海外での心臓移植のために本当にたくさんの方々に募金を寄せていただきました。救う会一同心より御礼申し上げます。
今日まで温かく見守ってくださいまして誠にありがとうございました。
朱里ちゃんは5月に入ってから1年検診を受けました。拒絶反応を表す数値が0という結果を聞き安堵いたしております。
ドイツの病院の最終精算がおわり会計報告をさせていただきました。
渡独した朱里ちゃんは幸いなことに予測していたよりも早期に移植手術を受けることができました。これまでに経験の無い小さな身体ゆえ補助人工心臓装置のポンプ交換の頻発に備え多額の費用を見込んでおりましたが、幸いにもポンプ交換を一度も行わずにすみました。また術後経過も良好で現地での滞在期間も大変短かったことから目標額より大幅に下回る支払いで済みました。医療関係者によると今後の朱里ちゃんの医療費は薬代等保険適用されるので凍結金は必要ないとのことで、赤石さんも了解しています。
救う会で協議した結果、残金につきましては移植医療費を必要としている他の団体に支援金として送金させていただきました。また、日本国内での臓器移植が軌道に乗るように懸命に活動されている団体にも寄贈させていただきました。
助かる命が助からないという現実がこの日本に存在しています。
現在の法律では15歳未満の子どもが臓器提供者(ドナー)になることは認められていません。つまり、朱里ちゃんのような幼い子どもは日本国内で移植医療が受けられません。
また、大人であっても日本国内で臓器移植を受けられる可能性は極めて低く、莫大な費用をつくって海外に移植医療を求めなければならない現状です。
渡航移植に頼らず、日本で移植医療を受けられる日が一日も早く来ることを心から願っております。
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